インテグリカルチャー、細胞農業の共創プログラム「第4回勝手場ユーザー会」を開催

インテグリカルチャー株式会社(本店:東京都文京区、代表取締役:羽生 雄毅、川島 一公、以下「当社」)は、2026年10月5日(月)、東京・新橋にて、細胞農業の共創プラットフォーム「勝手場(Ocatté Base)」の集大成となる「第4回勝手場ユーザー会」を開催いたしました。
2025年11月にスタートした本ユーザー会は、今回で全4回のプログラムが完結し、第1章の幕が閉じました。当日は当社を含む企業・大学・研究機関など20団体・32名が結集し、これまで取り組んできた共同実験の成果検証や最新技術の発表を行い、熱気あふれる共創の場となりました。
■「勝手場(Ocatté Base)」について
「勝手場(Ocatté Base)」は、細胞農業の社会実装を見据え、細胞農業に資する食品グレードの資材に特化したマーケットプレイスです。
■ 交流から共創へ、進化する「勝手場ユーザー会」
本ユーザー会には、細胞農業・細胞培養に取り組む企業・大学・研究機関に加え、関連製品・サービスを提供する企業など、技術や製品の「提供側」と「利用側」の会員が一堂に会します。製品の効果測定やレビューを通じて、研究者からの率直な意見やフィードバックを得られるほか、開発段階の製品について実際のユーザーに評価いただく機会も創出し、参加者同士の交流を通じた技術・製品開発や新たな研究・事業創出につなげています。
■ 「試す・挑む・語る」──全4回で進化を遂げた共創の軌跡
「すべてのひとが自由気まま(勝手)に細胞農業に参加できる世界」を目指すマーケットプレイス「勝手場」。単独の企業では解決が難しい技術・事業課題に対し、垣根を超えて挑む場として全4回のプログラムを展開してきました。
- 第1回(2025年11月):記念すべき第1回目となる「食の未来」をテーマに11団体15名が集結し、議論を開始。
- 第2回(2026年3月):参加者が主体となり、培養資材の「お品書き」から実験プロトコルを自ら設計。
- 第3回(2026年6月):1泊2日の合宿型で共同実験を敢行。机上培養によるコンタミネーションなしの安定した無菌環境で実験実施。
- 第4回(2026年10月):実験データの詳細な解析・成果検証と最新技術講演を実施し、全4回のプログラムが完結。
■ 魚類細胞×植物細胞との共培養も──最終回で明かされた実験成果
第4回では、第3回で各グループが挑んだユニークな共同実験のデータ振り返りと技術考察が行われました。
魚類細胞や植物細胞と各種培地、各種成長因子の組み合わせによる実験結果の議論がなされ、解析画像や増殖曲線をもとに、コンタミネーション(微生物汚染)ゼロで達成された培養環境の評価や、今後の精度向上に向けた課題について活発な議論が交わされました。
さらに、ナカライテスク様、カナデビアバイオ様、北里大学 池田先生、インナーリソース様、レゾナック・ガスプロダクツ様、IDDK様、東京農業大学 五十君先生ら参画メンバーによる先端技術や知見の講演も行われ、細胞農業の可能性を多角的に広げる一日となりました。
■ 今後の展望:共創コミュニティは「第2章(2027年度)」へ
──2027年度も全4回の開催が決定
一連のユーザー会プログラム(2026年度)は今回で完結となりますが、ここで生まれた技術知見や企業・研究機関のネットワークは、今後の個別共同研究や新たな事業創出へと引き継がれます。 当社は、細胞農業のさらなる発展と社会実装に向け、共創コミュニティを「第2章」へと進化させ、2027年度も「勝手場ユーザー会」を年間4回開催することを決定いたしました。
第2章では「技術・商品・市場・行政をつなぎ、事業化の入口をつくる」ことを基本コンセプトに据え、2027年度の年間メインテーマを『細胞上清液、その正体を知り、自分でつくる』に設定いたします。ユーザー会を「単に話を聞く場」から「技術を知り、商品を知り、市場や制度を知り、参加者同士で考え、次の共創を生み出す場」へと進化させ、勝手場の活用、共同研究、共同開発、新規事業の創出を加速してまいります。
そのキックオフとなる次回(2027年度 第1回)は、2026年12月15日(火)に高輪LiSHにて開催を予定しております。
【開催概要】
・日時:2026年10月5日(月)13:30–17:30(懇親会 17:30–19:30)
・会場:新橋
・参加規模:32名(当社含む20団体:企業・大学・研究機関等)
・主催:インテグリカルチャー株式会社(イノベーション推進チーム)
【本件に関するお問い合わせ先】
インテグリカルチャー株式会社 広報担当 / イノベーション推進部
E-mail:[email protected] / [email protected]