シンガポール「Umami Bioworks社」と細胞農業由来の化粧品開発に向けたMoU締結
事業
「細胞農業(*1)」で新たな産業の創出に取り組むインテグリカルチャー株式会社(本店:東京都文京区、代表取締役:羽生 雄毅、以下「当社」)は、このたびシンガポールに本社を置き、細胞性マリン製品の自動生産プラットフォームの構築に取り組むUmami Bioworks社(本社:シンガポール、CEO:Mihr Pershad)と、魚由来の細胞を活用したセルアグ®化粧品(*2)の開発に関する戦略的パートナーシップの覚書(MOU)を締結しました。
(*1)細胞農業:生き物から少量採取した細胞を育てることで、細胞培養食品(いわゆる培養肉)、化粧品、素材など有用な資源を生産する技術および産業
(*2)セルアグ®化粧品:細胞農業技術を活用した化粧品

近年、地球環境への配慮や動物福祉の観点から化粧品業界においても持続可能な製品開発が求められています。当社の細胞農業技術と化粧品原料「CELLLAMENT®(セラメント)」を活用した化粧品開発の知見を活かし、それらのお客様ニーズに答える革新的なソリューションを模索して参りました。
一方、Umami Bioworks社は、自社開発のAIプラットフォーム「ALKEMYST™」を活用し、効率的で高品質な細胞性マリン製品を生産する技術を有しています。
両社の強みを融合し、従来の化粧品とは一線を画す細胞農業由来(セルアグ®)化粧品原料を共同開発し、魚細胞由来の化粧品展開を予定しています。
【本件に関するお問い合わせ先】
インテグリカルチャー株式会社 お問い合わせ窓口
<info@integriculture.com>
受付担当:事業企画部 田中