インテグリカルチャー、「第2回日本培養食料学会大会」にて優秀口頭発表賞を受賞~酒粕を活用した食品原料ベースの細胞培養用培地の研究成果が評価~

インテグリカルチャー株式会社(本社:神奈川県藤沢市、代表取締役:羽生雄毅・川島一公、以下「当社」)は、2026年8月28日(金)・29日(土)に大阪国際会議場(グランキューブ大阪)にて開催された「第2回日本培養食料学会大会(The 2nd Conference of the Japanese Society for Cultivated Food)」において、当社が行った口頭発表が「優秀口頭発表賞」を受賞したことをお知らせします。
■ 受賞概要
賞名:優秀口頭発表賞
学会名:第2回日本培養食料学会大会
授賞日:2026年8月29日(土)
演題:「酒粕抽出物を用いた食品原料ベース細胞培養用培地の開発」
発表者:田中啓太(共同演者:川島一公)
■ 発表内容について
本発表は、日本酒醸造の副産物である酒粕を精製せず食品グレードの原料のまま活用し、細胞培養用の基礎培地を構成する技術に関するものです。アヒル肝臓由来細胞を用いた検証を通じて、長期培養での適用性、全国の酒蔵が生産した酒粕を用いた培養性能の一貫性、生産工程への適用性など、複数の観点から性能を確認しました。
食品グレードの原料を精製せずそのまま基礎培地に活用できれば、精製工程の省略や原料コストの低減を通じて、細胞性食品の生産コスト低減につながる可能性があります。なお、本研究に関連する技術は特許出願中です。
本研究は、新潟県津南町の酒蔵である津南醸造株式会社との取り組みをはじめとする、地域の醸造資源を細胞培養の原料として活用する当社の研究の一環として行われました。
■ コメント
「地域に根差した食品を細胞培養に生かせる可能性を示せたことは、弊社が掲げる『みんなが使える細胞農業』の実現にむけ、大きな一歩だと感じています。今回の成果を励みに、酒蔵をはじめとする地域のパートナーの皆様とともに、技術開発を発展させていきたいと考えています。」(田中)
当社は今後も学術コミュニティとの連携を通じて、細胞農業の社会実装を推進してまいります。
【本件に関するお問い合わせ先】
インテグリカルチャー株式会社 広報担当 田中・安竹
E-mail:[email protected]