テクノロジー企業成長率ランキング「Technology Fast 50 2024 Japan」で24位を受賞
新たな食資源として期待される細胞培養食品(いわゆる培養肉、培養魚肉など)などを作る「細胞農業」の実現を目指すインテグリカルチャー株式会社(本店:東京都文京区、代表取締役:羽生 雄毅、以下「当社」)は、デロイト トーマツ グループが発表したテクノロジー・メディア・通信業界の収益(売上高)に基づく成⻑率のランキング「Technology Fast 50 2024 Japan」において、過去3決算期の収益(売上高)に基づく成⻑率233.5%を記録し、24位を受賞しました。
細胞農業は、新たな資源創出の方法として近年注目が集まる発芽段階の産業分野です。通常、産業が成り立つ途上の段階では、売上を上げることが難しく、現段階の細胞農業も事業化に関しても相応のハードルがあると言われてきました。当社は、細胞農業を主軸とした事業において継続的な収益化を達成し、Technology Fast 50 2024 Japanにランクインしました。
現在、当社では、細胞農業商用化のサポートをおこなう支援事業、コスメ原料を主軸とした製品事業、オープンイノベーションを主催する共創事業の3つの事業を展開しています。
支援事業では、2020年から開始した国内外企業の事業化をサポートする「CulNet(カルネット )パイプライン」をスタートし、2024年から細胞農業に特化したBtoBマーケットプレイス「勝手場」のサービスを開始しました。製品事業では、当社開発の卵黄プラセンタ様細胞由来コスメ原料「CELLAMENTⓇ(セラメント)」を主軸に、コスメ原料の販売と、それを活用した化粧品OEM・ODMサービスを展開しています。共創事業では、会社間でのオープンイノベーションを促進させる「CulNet(カルネット )コンソーシアム」を運営し、これまで10件以上の特許化、製品化プロジェクトを推進しております。
当社はさらに事業規模を拡大させ、細胞農業が事業性のある産業であること実証してまいります。
インテグリカルチャー株式会社 代表取締役:羽生 雄毅 からのメッセージ
この度、「Technology Fast 50 2024 Japan」にランクインでき、大変光栄に思います。2024年は当社にとって飛躍の年でした。食品原料で作る培養資材を販売する新サービス「勝手場」を開始し、国内外の細胞農業業界からの需要に応えることができました。また、農林水産省「中小企業イノベーション創出推進事業」に採択いただくことができ、悲願である日本初の細胞培養食品製造ラインの安定稼働試験に挑めることができました。引き続き、当社は細胞農業の発展と持続可能な未来のために挑戦を続けてまいります。皆さまのご支援をよろしくお願い申し上げます。
【本件に関するお問い合わせ先】
インテグリカルチャー株式会社 お問い合わせ窓口
<info@integriculture.com>
受付担当
事業企画部 企画チーム 鞆(とも)
事業企画部 企画チーム 波多野